阪堺線のターミナル駅は「恵比須町」やで。

大阪市内では一番りっぱな駅がある。といってもホームは短い。
阪堺線は上町線と違って元々が鉄道やから、専用軌道が多い分
屋根のある駅も多い。
堺市内に入ったら併用軌道が多くなるけど、この章は大阪市内だけを
紹介するから、路面電車になるのは宮ノ下〜細井川の間だけかな。

先に紹介したように、新世界の誕生に合わせて開通した阪堺線は、
南大阪方面から新世界までの庶民の足となっている。

駅からは通天閣が見えるよ。


電車に乗る前に、新世界以外のところも見てみよう。

「今宮戎神社」

恵美須町の地名の由来は戎神社があるから。本家は西宮なんやけど、商都大阪ではここが有名やね。
毎年1月9.10.11日にはお祭りがあって、庶民には「えべっさん」と呼ばれて親しまれている。
「福娘」が選ばれたり、吉本の芸人がきたり話題が多いのもここの特徴かな?

商売の神様やけど、本来は四天王寺の西の守護として聖徳太子が建立したとのこと。

「商売繁盛でササ持って来い。」


本殿正面


裏側にどらが2つある。

余談になるけど、ここの「えべっさん」はつんぼ(耳が遠い)やってこと知ってるかな?
大阪のがめつい商売人が、しょっちゅう願い事をするので、うるさくて耳が悪くなったんや。
それに、なまけもので、いつも寝てるねん。
そやから1月のお祭りの日は本殿の裏側のドラを叩いて、えべっさんを起こして注意をひいてから
願い事をするようになったんや。

本殿の表裏に賽銭箱があるんやで!さすが「商売の神様」や・・・



ちょっと遠いけど、大国町ってのもあるよ。
地下鉄の路線図を見ると、恵美須町の横に大国町って駅がある。
戎、大黒で目出度い神様を合わせて地名にしたような〜。

「大国主神社」おおくにぬしじんじゃ
「敷津松ノ宮」しきずまつのみや

町名は「だいこく」って読むんやけど、ここにあるのは
「おおくにぬし神社」。えびすにちなんで「だいこく」
なんて読むようになったんやね。
「えべっさん」と同じ日に「だいこくさん」と呼ばれる
お祭りがある。
商売の神様なんやて・・・

もともとここは古代に神功皇后が松の木を植えた場所とされ
「敷津松ノ宮」という素戔嗚尊を祭った神社やったんや。
それがいつしか「大国主神社」と相殿になった。

「難波八坂神社」なんばやさかじんじゃ

ここはもう難波元町。恵比須町からはかなり遠いけど
「だいこくさん」からなら徒歩5分で来れる。
珍しい建物がある。獅子の顔が見えるかな?

古来難波下の宮と称し、もともと難波一帯の産土神を
祭ってたんやけど、素戔嗚尊を祭るようになった。
素戔嗚尊がやまたのおろちを退治した鋼曳神事は
無形民俗文化財に指定されているそうや。

写真は西鳥居から絵馬殿を撮ったもの。

獅子がしらを模して作ったんや。


雑談

恵比須町駅の北側は、大阪では
有名な日本橋デンデンタウン。
沢山の電気屋さんがある。
レアな商品を扱ってる店もあるよ。

勝平もパソコンはここで5台買った。


さあ電車に乗ってみよう。


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